2023年7月、群馬と長野をまとめて走った。目的地を複数並べた欲張りな1泊2日。毛無峠、ビーナスライン、上田城と、走行距離も見どころも多い行程だった。
毛無峠 — グンマーで有名な場所
ネット上で「グンマー」と呼ばれて長野との県境に位置する毛無峠。標高1,823メートルの峠で、群馬側と長野側の境に立つ「群馬県」「長野県」と書かれた標柱が有名だ。ここがゴールの終端のような雰囲気を醸し出している。
アクセスする道は凸凹があり、一部は未舗装区間もある。XSR900でも通れるが、バイクの種類によっては気をつけたほうがいい。峠の上に着くと、遮るものがない開けた景色が広がる。硫黄鉱山の跡地もあり、独特の雰囲気がある場所だ。
ビーナスライン
毛無峠から移動して、ビーナスラインへ。霧ヶ峰から美ヶ原にかけての高原を縦断する道で、標高1,400〜1,900メートルを走る。夏のビーナスラインは定番ルートだが、定番には理由がある。
信号がなく、見通しが良く、カーブは穏やかで、遠くまで稜線が続く。スピードを出す必要がないのに走っていて楽しい。霧が出ていると幻想的になるし、晴れていれば南アルプスや富士山が見える。この日は晴れていた。
上田城
長野から下りて上田城へ。真田氏の居城として知られ、徳川軍を二度退けたことで「難攻不落の城」と呼ばれる。現在は石垣と三つの櫓が残り、公園として整備されている。
城址公園をひと回りした。石垣の上から城下を見渡すと、城が置かれた地形の意図がなんとなくわかる気がした。観光地すぎず、地元の人も普通に使っている公園で、その感じが良かった。
毛無峠は「行ってみたかった場所リスト」にずっとあった。実際に行くと、道の険しさも含めて確かに一度は行く価値がある場所だった。ビーナスラインと合わせれば、群馬・長野の夏ツーリングとして完成度が高い。
今回立ち寄った場所
1
毛無峠
群馬県吾妻郡嬬恋村・長野県上高井郡高山村の境 / 標高1823m。アクセス路は凸凹・一部未舗装区間あり。バイクは要注意。
2
ビーナスライン
長野県茅野市〜上田市 / 霧ヶ峰〜美ヶ原を結ぶ高原ルート。標高1400〜1900m。信号なしのワインディング。
3
上田城
長野県上田市二の丸 / 真田氏の居城跡。石垣と三つの櫓が現存。上田城跡公園として整備され無料で入れる。