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朝、苫小牧西港に着いた。フェリーを降りると北海道の空気が全身に来る。湿度が低い。空が広い。バイクをフェリー甲板から出して、そのままエンジンをかけると「北海道に来た」という実感がようやく湧いてくる。

ウポポイ — アイヌ民族博物館

苫小牧からすぐ近くの白老町に、ウポポイ(民族共生象徴空間)がある。2020年に開業したアイヌ文化の国立施設だ。北海道に来るなら一度は寄ろうと思っていた。

敷地内は広く、湖のほとりに復元されたコタン(集落)が広がっている。アイヌの歴史や文化を映像・展示で学べる国立アイヌ民族博物館が目玉だが、この日は外の雰囲気だけ味わって早めに次へ。施設内で食べたカレーパンが、なぜかやたらうまかった。

神社の鳥居とXSR900
ルート途中に立ち寄った神社。夏祭りの雰囲気が漂っていた。
提灯が飾られた本殿
本殿には無数の提灯。お盆の時期だった。

帯広 — 十勝豚丼「いっぴん」

白老から東へ走り、帯広へ。北海道ツーリングの目的のひとつに「十勝豚丼を食べる」があった。帯広は豚丼発祥の地として知られており、市内には名店が集まっている。

向かったのは十勝豚丼 いっぴん。看板の文字がどっしりしていて、老舗感が出ている。

十勝豚丼いっぴんの看板
「十勝豚丼 いっぴん」。帯広市内の有名店。

豚丼は甘辛のタレが炭火焼きの豚肉に絡んで、ご飯が進む味。シンプルな一品だけど、これは北海道の食だと感じる。帯広ではもう一軒行きたいくらいだったが、まだ先は長い。今日の宿は帯広市内で、明日からいよいよ道東へ向かう。

今日立ち寄った場所

1
ウポポイ(民族共生象徴空間)
北海道白老郡白老町若草町2-3 / アイヌ文化の国立施設。国立アイヌ民族博物館、体験交流ホール、ポロト湖。開館時間・料金は公式サイト参照。
2
十勝豚丼 いっぴん
北海道帯広市西1条南11丁目19 / 帯広を代表する豚丼専門店。テイクアウトも可。